前々からFIP(猫伝染性腹膜炎)の事が気になっていた。
保護したネコちゃんのFIPの検査で数値が高かった、キャリアと言う話しを最近よく目にする。
このキャリアって言うのが、何をもってキャリアと言うのかが分からない。
エイズや白血病のように検査キットで反応が出るのなら分かるが、抗体値でキャリアと決めるのは正しいのだろうかと。
そしてこの間からいろいろ検索して少し調べて見た。
今はFIP検査と言わず、FCoV抗体検査と呼ぶようになった。
獣医のサイトで、抗体陽性であった場合は、コロナウイルス感染がある(あるいはあった)と言うことだけで、FIPを起こすか、FIPであるか、などについては重要な情報にならないと書かれていた。
そして、FIP抗体検査は、本当にFIPウイルスに感染しているかどうかを検査するものではありません。単にコロナウイルスと接触があったかどうかがわかるだけのものです。高い値がずっと続いているのはもちろんよいことではありませんが、健康状態はよく、抗体が下がって行く傾向がある場合には、コロナウイルスの感染が終結に向かっているとも考えることが可能です。とも書かれている。
他のサイトで、そこの猫は最初6,400だったのが、2ヶ月後の検査で800、そして400になって元気に11才以上になっている。
このサイトにかかれていた内容で、現在のFIP抗体価検査と呼ばれるものでは、ネコ腸コロナウイルスの価か、FIPウイルスの価かを識別することができない。
FIP抗体価検査を受けて、陽性であると診断されても=FIPの発病ではない 。
FIP抗体価検査を受けて、抗体価が高かった場合でも、1ヶ月後の再検査で抗体価が下がれば一過性のネコ腸コロナウイルスに感染していただけだ、と考えることができる。
私が保護して里親にだしたプリしろちゃんも、最初の検査ではなんと25,600と異常に高かったが、1ヶ月後の検査では200になっていた。
最初の数値だとFIPの疑いが高いが、このように後日の検査で問題ない事も多々あるようだ。
私が思うには、外にいた猫ちゃんは食事も満足に食べれない等の環境のせいで数値が悪く出やすいのでは?と思う。
保護した時の1回の検査だけで決めるのは駄目だと思う。
数値が高かったからと言ってFIPと決めないで欲しい。
とにかく栄養のある物を食べさせて、ストレスを与えないで猫の免疫を下げないようにしてあげて、そして数ヶ月後に再検査して欲しい。
ただ完全にFIPの症状が出ている場合は違うけど、その時は出来る事は色々してあげて欲しい。
一昨日はキムがまた朝の4時過ぎに鳴き出した。
でも昨日は鳴かなかったなぁ。
ニワトリキムも寝坊をする時があるのかも(笑)
ベランダのドアを開けてるので鳴いて欲しくないけどね。 |
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